Synchro Lab TOKYO ~ 【提言】築地市場を再始動せよ!

ふと気が付けば世間を賑わせていた「豊洲新市場移転問題」が風化しつつある。
マスコミの視線も今や「東京五輪会場候補地移転問題」に関する報道がメインストリームとなり、その風化に拍車をかけている感は拭えない。

果たして、「豊洲新市場移転問題」はどのような決着を見せるのであろうか?

素人目から見て着地点は3つある。
一つ目は、豊洲新市場移転を中止し、築地改修で元のさやに収める案。
二つ目は、豊洲新市場をさらに改修し、安全・安心宣言が出せるレベルまで引き上げ利用する案。
三つめは、豊洲・築地を捨て、新たな市場を建設する案。

いずれにせよ余分な都民の血税が投入されることに変わりがないだろう。

ならば、その選択肢の中でも最善の案はどれか?
それは、少なくとも都民が「そういった理由なら、まあ仕方がない」と納得させる理由(組織の責任問題も含む)をつまびらかに開示し、最終的に東京都が深く頭を下げ謝罪し、都民に改めてお願いすることだろう。

闇の部分を明るみにすることで、少なくとも都民(更に市場関係者)に芽生えた感情的な怒りは払拭することができるはずである。

私の個人的な願いを言わせてもらうなら、一つ目の築地改修による現状維持が望ましい。
理由としては、「(東京の)食の台所」として長い歳月をかけて築き上げられた、東京が世界に誇る「築地ブランド」を継続させることが可能である。周辺で暮らす住民の生活、多くの市場関係者の願い、そして何よりも多くの訪問者を引き付ける東京観光資源としての魅力。どれをとってもこれ以上都民がメリットを享受できる選択肢は他に存在しない。

新たな土地が文化的価値を産み出すにはあまりにも時間がかかり過ぎる。
長い時間経過で醸成された「築地ブランド」の価値を再認識することが、今回の市場移転問題解決に向けて追加すべき重要なポイントである。

東京五輪を錦の旗に掲げ、「環状2号線建設」や「湾岸エリア錬金術」を推し進める「利権関係者ファースト」で決してあってはならない。

都市開発において、「何を残し、何を捨てるか?」今まさに東京都民が突きつけられた命題である。

都民のひとりとして、今残すべきは「食の安全・安心」の底辺で育まれてきた東京固有の歴史・伝統・文化であると主張したい。

街に根付いた歴史的伝統・文化は一朝一夕には成し得ない。

小池都知事の賢明な判断を期待する。

 

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