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SynchroLabTOKYOの日記 ~ 果たして、東京にとってマチナカ広告は必要悪か?!

日本の主要都市は広告で溢れている。

なかでも東京は「広告ゴールデン街」と言えるほど街の隅々までバラエティに富んだグラフィックで埋め尽くされている。

「人が集まるから広告が増えるのか?それとも広告が増えるから人が集まって来るのか?」

もちろん都内でも永田町や霞が関の官庁街や丸の内や大手町のビジネス街に代表される「広告不毛地帯」もある。
皇居を取り巻くエリアは、景色の気品を保つためしっかりと「広告不毛地帯」によってガードされているのだろうか? 謎である。

一方、街によって若干の温度差はあるにしろ「広告ゴールデン街」とも言える銀座新宿渋谷池袋上野などを代表とするターミナル駅周辺には、地下深くから天空に至るまで広告がびっしりと埋め尽くされている。
通行人の意識、無意識に関わらず、それらの広告群は「俺を見ろ!」「私を見て!」と言わんばかり迫って来る。

 

デジタル化の波は「広告ゴールデン街」にも変化をもたらしている。

紙のポスターがデジタルサイネージに、屋上看板が大型液晶ビジョンに。
今まで静止していた広告たちが動画に変わり、マチナカを飛び交う情報量が爆発的に増加する。
キャパシティを超えた情報の洪水の中で、私たちは困難な選択を強いられる。もしくは無視することとなる。

本来「広く消費者に告げる」ことを目的とした広告は、「広告ゴールデン街」の中において多くはノイズとなり、情報として消費されないままゴミ箱に捨てられていく運命にある。

 

しかし、である。

「これらの広告が街からすべて消えてしまった風景を想像できるだろうか?」

個人差はあるにしろ、「うすら寒い街」「寂しい街」「無機質な街」「生活感のない街」「地味な街」「活気のない街」「冷たい街」「しらけた街」「ワクワクしない街」「ドキドキ感のない街」・・・

広告は都市・東京の風景を形成するうえで重要なファクターとなってしまっていることに気が付くだろう。

「都市・東京」にとって「広告」は、もはや欠かすことの出来ない「街の風物詩」となっている。

街を行き交う人々は、四季折々の広告クリエイティブの中に季節感を感じ、イベントスペースで開催されるキャンペーンに旬のトレンドを発見する。

 

今、東京は2020年をひとつのピークとして、大規模な再開発が至るところで行われている。
新たに再生された都市スペースにおいて、広告も新たな表現方法を獲得していくことだろう。

ひとつの予測として考えられるのは、街スペースの「静止画から動画へ」のダイナミックな変貌である。

街全体の壁面や通路がフル・マルチスクリーンとなり、常にウニョウニョとうごめくイメージ。

そして、パーソナル端末(初動機=スマホ)と連動した広告が、「あなた」個人に(一方的に)接触してくる時代。

GPS機能の連動して、「あなた」の歩く方向にずっと追いかけてくる「ストーカー広告

AIとビックデータで「あなた」の行動思考を予測し、「あなた」の訪問を待ち伏せする「ステルス広告
無意識の中で「あなた」が興味を喚起する特定のメッセージを送り込む「ニュー・サブリミナル広告
店頭に配置されたAI搭載ロボットたちが「あなた」に巧妙に呼びかける「ウェルカム広告

今まで予期もしなかった広告テクノロジーの登場。


意識の有無に関わらず、浴びせ続けられる広告レーザーに私たちは耐えることができるのだろうか?

 

もし、死ぬほど耐えられなくなった時・・・

その解決策は簡単だ。

「直ちにスマホをOFFせよ。そして街へ出るな!」

 

 

▼【YouTube】東京マチナカ広告 [Street Advertising]

www.youtube.com

▼【YouTube】世界有数のメガポリス「東京」イメージ動画
「TOKYO,TOKYO,TOKYO ! 」 (over 2,000 TITEL)

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